ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【140日目】エヴァンゲリオンと増設の日

昨年リリースした業務システムのサーバーを増設した。これまでは1台で担っていた作業を4台に分散したので、動作は軽快そのものである。

初心者でも簡単にインフラ環境を構築できるAWSは、本当に素晴らしいサービスだと思う。ドキュメントの日本語訳が機械的で若干分かりづらい気もするが、今となっては手放すことが出来ない。

もしもAWSが突然サービスを終了したら、世界中の企業が大混乱に陥るのでは無いだろうか。代替できるサービスは幾つか存在するものの、移行作業にかかる手間を考えると吐き気を催してしまう。Amazonさんのご機嫌を損ねないように気を付けたい。

そう言えば今回のサーバー増設にあたって、それぞれのEC2インスタンスに新たな呼称を付けることにした。これまでに利用していたサーバーも緊急用に控えておくので、計5台である。

上司は0号機、1号機、2号機……と順番に命名していたが、これでは何とも味気ない。そもそも私は『新世紀エヴァンゲリオン』の熱狂的な信者なので、1号機は初号機と呼ばなければ気が済まないのである。

そこでプロジェクトのwikiの表記を零号機、初号機、弐号機……と漢数字に修正してやろうと目論んだのだが、ここで1つの問題が発覚した。

旧TVアニメ版の『新世紀エヴァンゲリオン』と2007年から公開されている『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』では、機体の名称が異なるのである。具体的には、「弐号機」の名称がアラビア数字の「2号機」に変更されている。

旧TVアニメ版においても、3号機以降の日本国外で建造された機体はアラビア数字が用いられていた。しかし弐号機については少々厄介な事情があり、設計・部品建造を日本で行い、組み立て自体はドイツで行われているのだ。

私は迷った。旧TVアニメ版の命名規則に従うのであれば、弐号機と名付けるべきである。しかし今の時代を生きるものとして、いつまでも旧世紀のしがらみに囚われていて良いのだろうか。いや、良くない(反語)。

私は意を決してwikiの編集を始めようとしたのだが、ここで再び不安がよぎる。果たしてサーバーの増設は今回限りで終わるのだろうか。リリースから半年も経たない間に増設に至ったことを考えると、そう遠くない未来に同じ作業をする羽目になるかも知れない。

そうなると、今後の命名規則には更なる波乱が起きることが予想される。何せ新劇場版における4号機はMark.04と呼称され、5号機に至っては仮設5号機である。

6号機からは再びMark.06に統一されるが、8号機は8号機のままであり、13号機は何故か第13号機という立派な名前が付けられている。さらに今後の公開が期待される『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』においては8+2号機なるあしゅら男爵のような機体も登場するようなので、法則性などあったものでは無い。

私は表記を統一しないと気が済まない質なので、今回の件は仕方なく上司に従うことにした。よくよく考えてみれば、お客様もご覧になる資料に初号機やら仮設5号機やらMark.06やらと記載するのは常軌を逸している。これらの呼称を用いるのは、上司と会話する時だけにしようと密かに誓うのだった。

 

※追記1

「名は体を表す」という言葉があるので、エヴァンゲリオンの法則に従って各サーバーの未来を想像してみる。零号機→自爆、初号機→暴走、2号機→獣化、3号機→侵食、Mark.04→消滅。ろくでもない連中である。

 

※追記2

友人は私以上にエヴァンゲリオンを愛しており、卒業研究の合間に100ページにも及ぶエヴァンゲリオンの解説資料を作っていた。彼は無事にNERVに就職できただろうか。