ひきこもりろん

広告ライターからエンジニアに転職し、現在はYouTuberデビューを目論んでいる「ひきこもり志願者」が日々の妄想を書き散らかすブログ。

【142日目】自炊とトマトランクの日

会社の先輩が一人暮らしを始めたらしく、最近は手作りのお弁当を持参している。おかずも全て作っているそうなので、冷凍食品に頼りきりな私とは天地の差と言えよう。

今日の先輩のお弁当には真っ赤なトマトのおかずが敷き詰められていた。先輩曰く「そんなに手間をかけてない」とのことだったが、そもそもトマトを調理すること自体、私にとっては鬼門である。

大体のものは好き嫌いなく食べられるのだが、生のトマトから溢れ出る酸味と香りだけは、未だに慣れることが出来ない。

20代になってからも何度かチャレンジしてきたが、その度に涙を流してきた。「大人がそう簡単に泣くものか」と思われるかも知れないが、これは本当の話である。

トマト好きの方からすると信じられないかも知れないが、私のように生のトマトだけが苦手という人は意外と多い。同僚の韓国人の男の子もその1人で、ケチャップやミートソースなら食べられるが、生のトマトやトマトジュースは苦手とのことだった。生まれ育った国は違えど、トマトに対する感想が一致したことに、私は運命的な何かを感じてしまう。

思うに、トマトやチーズなどの食材は好みが分かれる傾向にあると思う。味の特徴が分かりやすいので、好きな人はとことん好きになってしまうのだろう。私たちのような人間が異端者同然に扱われるのも納得である。

厄介なのは、何らかの調理が施されていると食べられる点である。この事実を説明すると、トマト好きの方々からは次々に質問を寄せられる。前述のように「ジュースは飲めるのか?」「ケチャップは大丈夫か?」という確認はまだ良いのだが、「トマトファルシは食べられるか」と聞かれても、その料理自体を知らないので回答に困る。

なので、こういう時の説明を簡略化するために共通のルールを設けたいと思う。例えばトマトが大好きな人種をランクA、私のように火を通せば食べられる人種をランクB、まったく食べられない人種をランクCとすれば、会話の流れがスムーズになるのでは無いだろうか。名付けてトマトランク制度である。

ちなみにシンガポールでは火を通して食べるのが一般的らしいので、ランクBに該当する。思いのほか多くの仲間が居ることを知り、私は内心ほっとしている。海外の同胞たちのためにも、トマトランク制度の施行を急がねばならない。

 

※追記1

海外のトマト料理のレシピを眺めてみると、その多くが火を使った調理法だった。実はランクAが多いのは日本だけで、世界的には少数派なのだろうか。